★★★★ アルゲリッチのシューマン 「子供の情景」2007年録音

 今日、東京電力の福島第一原発事故を受けて「支援機構法案」が閣議決定されたらしい。それに伴い東電株が爆騰!結局50円高くなったとか。ストップ高かな?

 しかしこの支援方針はどうなんだろうか。もちろん原発周辺の住民で避難を余儀なくされた人に保証を提供することは絶対にやらねばならないことであるが、そのやり方が少し方向性がおかしいような気がする。

 要するに東電を存続させた上で、東電をはじめとする原子力関係の企業などで賠償を分担するようなもんだと思うが、これっておかしくないか?と思ってしまう。

 なぜ東電の事故の尻拭いを関係ないところがしないといけないのか?東電に支払能力がないならまだわからないではないが、東電の保有する資産とか、役員の年金などは手付かずのままに、賠償を他社に任せるというのはどうも納得がいかない。

 まず資産の売却、年金カットなどを先に実行するべきではないのだろうか?それに事故があった時だけその負債を分担するのもおかしい。損益が出たときに皆でそれを分担するなら、事故がなく安全に運転していたときに出していた利益も皆で共有するべきであろう。

 現政権に対しては、東電の解体とか電力事業の見直し(例えば送電と発電のシステムを分離するとか)などを期待していたのだが、どうやら期待を裏切られてような感じになってしまったようである。しかしこんな微妙な支援方針で国民が納得するんかいな?


 さて今日は最近EMIから出たアルゲリッチのソロとデュオ集を聴いた。とりあえず1枚目を聴いたのだが、子供の情景がなかなか素晴らしい演奏だったと思う。

 全体的に落ち着いたバランスの良い演奏であり、猪突猛進型(?)のアルゲリッチの演奏とは程遠い印象を受けた。録音年を確認すると2007年となっており、その変貌ぶりに納得。

 でもこういう演奏もすごくいいと思う。全体的に音色がきれいで、特にゆったりした叙情的な表現がとても充実している。トロイメライは少しテンポが早いように感じたが、第1曲、第10曲、第12曲などが非常にいいと思う。

 最後に拍手が入っているのでそのときに初めてライヴ録音であることを知ったのだが、スタジオ録音と勘違いしてしまうほど完成度も素晴らしい。録音も良く、熟年のアルゲリッチの凄さを改めて思い知らされた感じだ。



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